ステートメントはランディングページ固有の要素。
WEBマーケティングやダイレクトマーケティングではあまり耳にしない要素だと思います。
分かりやすく言えば、新聞や雑誌の小見出しのランディングページ版と考えるとわかりやすいと思います。
一般的にはまだあまり知られていないのですが、ステートメントをうまく使えば私達日本人が新聞や雑誌を読むときの習性を逆手に取ってカンタンにページの反応率を上げる事ができます。
ランディングページにステートメントを使うと何が起きるの?
ステートメントはサブヘッドと別の方法で見込み客をページに引きずり込み、訪問者を購入や登録といったレスポンスデバイスに導きます。
ステートメントが「ゆるい」ランディングページは「ぼやけた印象」を受けます。
ぼやけた印象を受けるかどうかというのは、具体的には訪問者が求めているものがページにありそうか、なさそうかというフィーリングです。
ランディングページがぼやけた印象を受けると、お客さんはわざわざページを読み進める事はしません。
一瞬で閉じるボタンを押してページを離れてしまいます。
ぼやけた印象とは対照に「刺さる印象」のランディングページがあります。
刺さる印象のランディングページはお客さんをページに引きずり込みます。
キャッチコピーからサブヘッド、ステートメントへと広い入り口から絶対に抜け出すことができないアリ地獄のようにズルズルと下に引き込まれていきます。
そもそも、ステートメントってなに?
ステートメント[statement]を辞書で調べると、
> «…に関する/…という» 声明(書), ステートメント; 陳述, 申し立て, 供述; 発言 «about, on/that節»
と書いてあります。
ランディングページでいうステートメントとは、あまり難しく考えずにランディングページ用の小見出しだと考えてみてください。
そして、新聞や雑誌、長いセールスページなどでの小見出しは、主に斜め読みに使われますよね。
お客さんは読まない聞かない信用しない
ランディングページは短いものがほとんどなので、小見出しなんて必要ないのでは?
と考えると思いますが、ネットユーザーは私達が考えるよりもせっかちでほとんど文字を読んでくれません。
本当に興味があることを見つけたときくらいしか、じっくりと文字を読むことはありません。
ですので、
- キャッチコピー
- サブキャッチ
- ステートメント
だけでページの内容が理解できてお客さんが正確かつ明確にベネフィットが伝わるようになっている必要があるのです。
つまり、言い換えれば斜め読みするだけで「これだ!」と思わせ無ければならいということですね。
そうすることでやっとページをじっくりと読んでくれるようになるのです。
ステートメントと小見出しの違い
ステートメントは小見出しよりもキャッチコピーに近い性質を持ちます。
小見出しというと、パラブラフのサマリー(まとめ)を1行で表す箇条書きのようなイメージがありますが、それに対してステートメントはキャッチコピーを別の角度から言い換えたようなものに近いイメージです。
例えば、
>初心者でもできる!反応率を120%上げる広告キャッチコピーを3分で書く方法
というキャッチコピーがるとすると、それに対してのステートメントは
>初めての人でも最低2倍の集客!カンタン広告作成術
となるわけです。
ステートメントの使い方
ステートメントに決まった使い方があるわけではありません。
使い方に正解があるとすれば、
>パズルやブロックのように配置する場所を変えながらランディングページのテストを行い、効果を検証する
というのが模範解答になります。
つまり、いくつかのバリエーションをを試しながら一番効果が高い組み合わせを見つける必要があるという事です。
ランディングページを100%成功させるポイント
あまり難しい事は考えずに、まずは以下のステップでページを公開してみてください。
- キャッチコピーを別の角度から言い換えた文章を考える
- ページに配置してみて、自分で斜め読みしてみる
- リリースしてみる
あまりウンウンと考えすぎてページを公開できないままでいるのが一番よくありませんし、勿体ないです。
優れた結果を出すプロジェクトは決まってスピードがあります。
思いついたアイデアをすぐにリリースし、テストし、検証します。
その結果をフィードバックし、改善するスパイラルを作る事ができれば100%失敗することはありません。
ステートメントが思いつかない時は
別の角度からお客さんのベネフィットを考えて、と言われてもなかなか思いつかないこともあると思いますので切り口の作り方の一つをシェアします。
ベネフィット(メリット)に対して、デメリットを考えてみてください。
ポジティブに対してネガティブ、プラスに対してマイナスですね。
>初心者でもできる!反応率を120%上げる広告キャッチコピーを3分で書く方法
というキャッチコピーはポジティブなベネフィットについて語っています。
つまり、得られるメリットについて話していますよね。
それに対して、失うデメリットについて語るということになります。
>高額のコンサルタントや広告代理店いらず!自分でできるキャッチコピー講座
>来月の広告費を「ドブに捨てない」ための反応率UPキャッチコピーの書き方セミナー
お客さんが得られるメリットに対して、失うデメリットに対してフォーカスしています。
脳ミソを逆さまに使うので少し混乱するかもしれませんが、これだけで反応率を最低でも2倍できる強力なテクニックです。
ぜひマスターしてほしいと思います。
濱野さん、こんにちは。
何屋さんでしょうか?個人的には商品自体が全く売れないか、ネットでの売上げが頭打ちで無い限りは、WEBでの実績は必ず上がると思っています。もし行き詰まっているなら評判の良いホームページ屋さんなどに相談してみるのが良いと思います^^
サイトを立ち上げて何年にもなりますが、実績が上がらず悩んでおります