コンテンツマーケティングって実は、中小企業やスモールビジネスにとって最善の集客、販売戦略なんです。
オンライン(ネット)で集客や販売をアップするためには、いくつかの戦術があります。
いくつかは知っているものもあると思います。
- ブランド認知
- 見込み客集め
- セールス
- CS(顧客満足)
- 顧客サービス
- バンクエンド商品セールス
- ロイヤリティの向上
なにやら難しそうな専門用語ですが、これら一つ一つがネットから商売の売上げを増やすのには大切な要素。
今まではこういったマーケティング活動をするには膨大なコストが必要でした。
テレビや新聞、雑誌やラジオ。
折り込みチラシやダイレクトメールなどに多大な費用がかかったからですね。
コンテンツマーケティングによってこれらの目的を今までとは比較にならないコストで達成することができるようになるんです。
マスマーケティングからコンテンツマーケティングへ
通常、中小企業やスモールビジネスには広告などに使えるマーケティング予算があまり無いのが普通です。
野球の日本シリーズや、サッカーの日本代表の中継にバンバンCMを流している中小企業は見たことが無いと思います。
予算が無いのが当然ですよね、広告なんかに予算が取れないのも良く理解できます。
だから人間関係に頼ったり、ドニッチでビジネスをしているのも良く分かります。
広告が通用しない時代
でも少しよく考えてみて欲しいんです。
今ではその大企業もテレビCMや新聞や雑誌の広告戦略に頼れなくなってきてるんです。
その理由はご存じの通りでインターネットが原因です。
スマホのgoogleにキーワードを打ち込めばあらゆる問題が解決するような時代です。
好きな番組や興味のある映像もyoutubeでいくらでも見られます。
テレビや新聞、雑誌を読む人が圧倒的に減ってきていて、そういった人達がネットで時間を過ごすようになってきているんです。
つい最近までは電車で本や雑誌、新聞を読んでいた人達が今ではほぼ全員がスマホ片手に何かしているのを見れば良く分かってもらえると思います。
アウトバウンドからインバウンドに移行しているんですね。
アウトバウンドとインバウンド
アウトバウンドとインバウンドは良く出てくる単語なのですが良く分かりにくいコンセプトです。
少し強引ですが、釣りにたとえると少し分かりやすいです。
- 船に乗って網を思いっきりブン投げて魚を捕りに行くのがアウトバウンド
- さおを垂らしてどうやったら魚がかかるのかを考えながら待つのがインバウンド
と、イメージしてもらえると分かりやすいかもしれません。
マーケティングがアウトバウンドからインバウンドに移行しているというのは、
従来のように商品やサービスをゴリ押しで消費者にアピールし続けても誰も見向きもしなくなってしまったということです。
その背景には、私達が1日あたりに広告にさらされる量がこの30年程度で10倍にも増えたからだと言われています。
そして、ZMOTによれば私達が何かの商品やサービスを購入するまでに参照するコンテンツはここ数年で2倍にも増えていると言います。
つまり、情報が増えているんですよね。
それにも関わらず、ガンガン売り込まれたらウザいんだと思います。
こちらの質問に答えず、どうでも良い情報ばかりを話し続けるデキない営業マンみたいなものですね。
従来のアウトバウンドによるマーケティングは、商品やサービスのメリットやベネフィット、アドバンテージを語ります。
大量のマーケティングメッセージにさらされ、情報に対してほぼ無限の選択を持つ現代のオンライン消費者に対しては全く効果が無いマーケティングなのです。
それには2つの理由があります。
- 消費者は答えを探している – すぐにページを閉じて別の情報を探す
- そもそも、そういったコンテンツはgoogleに嫌われるから検索結果に出にくい
消費者は贅沢です。 新聞やテレビ、雑誌と違って少しでも自分が探している情報と違うと「感じた瞬間に」ページを閉じて別の検索結果を探しに行くでしょう。
また、そもそもそういった従来型のコンテンツはgoogleに価値の低いコンテンツとみなされます。
その結果、検索結果に表示されることが少ないのでそもそも誰もみてくれません。
勘違いしないでいただきたいのは、そういったマーケティングが不必要で使えなくなったという事ではありません。
ネットという顔が見えない、信頼関係が構築できていない段階においては、釣り糸を垂らして待ってくれるインバウンドを心地よく感じ、自然に信頼構築プロセスに乗ってくれるという事なんです。
中小、スモールビジネスがコンテンツマーケティングをはじめる3つの理由
従来のマスマーケティングが通用しなくなってきたことから、大企業が着々とコンテンツマーケティングの導入をはじめています。
でもなぜ、中小企業やスモールビジネスが同じようにコンテンツマーケティングのフィールドに入っていく必要があるのでしょうか?
そもそもの前提として、コンテンツマーケティングの世界はお金がモノを言う世界ではありません。
つまり、今までのように広告にガンガンお金を使える企業だけが勝ち残れるゲームではないということ。
一部上場企業であっても、一個人であっても同じフィールドで平等に戦うことができます。
ブランド力が高かろうが、認知度が高かろうが、関係ありません。
お客さんにとって役に立つコンテンツさえ提供すれば中小、スモールビジネスが一部上場企業をカンタンに上回るのがコンテンツマーケティングの世界です。
1. みんな、スマホで調べる
私達は悩みや問題があると、すぐにスマホを開いてgoogle(グーグル)の検索窓にキーワードを打ち込みます。
日本でのスマホ普及率は53.5%と、欧米先進国に比べて高くは無いものの半数以上がスマホを使っているというデータがあります。(ref: 総務省 ICTの利用環境の変化)
つまり、もしあなたがお客さんが検索するで「あろう」コンテンツを、「釣り」のように用意しておくことができたら・・・。
しかも、何本もの釣り竿を使って、いくつもの仕掛けとエサを用意しておくことができたら?
様々なキーワード、切り口でいくつものコンテンツを用意しておいたら、何が起きるでしょうか?
悩みや問題を抱えた「見込み客」は、スマホを開いて検索エンジンからあなたのコンテンツを発見します。
お客さんは宝物を発見したかのように喜んで、問題や悩みを解決してくれるであろうあなたの商品やサービスに対して喜んでお金を払ってくれる事でしょう。
2. お金が無い
広告に割ける予算がありませんか、大丈夫です。
網をブン投げて魚を捕る従来の広告手法は終焉を迎えています。
どうせ誰も見向きもしない広告に費用をかけるくらいなら、圧倒的にコストの安いコンテンツマーケティングを今すぐにでもはじめるべきです。
コンテンツマーケティングに必要なのは広告費ではありません。
心からお客さんの事を考え、お客さん自身よりもお客さんの事を理解し、考え抜く事です。
あなたはあなたの分野においてエキスパートであり、プロフェッショナルです。
お客さんが抱える悩みや問題、さらにはこれから遭遇、対峙するであろう問題にまで精通しているはずです。
それらの叡智はお客さんにとって宝の山。
あなたが当然と思っている事でも、お客さんにとってはとても役立つ情報ということがたくさんあります。
競合がまだやってない
恐らくですが、よほどのことがない限りあなたの業界であなたの競合がガチガチのコンテンツマーケティングを完成させていて、既に参入する気力も無い、という可能性はほぼゼロに等しいと思います。
コンテンツマーケティング「もどき」をやっているだけでも、驚くほど集客できたり、売上げが上がってしまうような業界もまだまだたくさんあるくらいです。
つまり、今、あなたがはじめれば
- 圧倒的な先行者利益
- 巨大な参入障壁
を築くことができるという事です。
今はじめれば勝てる、でもやらないと負ける。ただし・・・
3年後を想像してみてください。
あなたの競合がコツコツコンテンツマーケティングを構築して、3年間カッチリとコンテンツを組み立てていったとします。
目の前にある巨大なコンテンツマーケティングサイトと、既にブランド化されつつあるコンテンツの信用に対して、
その時点からコンテンツマーケティングをはじめようと思いますか?
おそらく、答えはノーだと思います。
- 何年か前にどこの企業もホームページを一斉に作ったように
- 数年前にどこの会社もこぞってSEO対策をしたように
今からあらゆる業界の企業がコンテンツマーケティングをはじめます。
選択肢は2つしかありません。
今から数年後にあなたの市場をオンラインで独占されるか、もしくは今からはじめて独占するかの2つしかありません。
選択するのはあなたです。
無料セミナーは、もう公開されないのでしょうか?