仕事やプライベートの人間関係を上手に作るには、あなたがいかに重要で価値のある人間かを相手に理解してもらうことが重要です。
他人が困ったり悩んだりしていたら、
「違う違う、そうじゃないんですよ、こうすれば簡単にできるし、これが一番の近道なんですよ」
と導いてあげるのが相手のためです。
… 小学校の道徳の授業にも出てきそうな常識レベルのフレーズですが、ビジネスでこれをやってしまうと売れるものも売れません。ネットで売上を上げたり、他人に物を売る必要がある私達はもう一段上のレベルでマーケティングを考えます。
本能に逆らうマインドセット#2
- ×自分の重要性を説く
- ○相手を重要に、スマートに扱う
あなたはあなたが売ろうと思ったり紹介しようと思っている商品についてはエキスパートだと思います。
使う方法や実行する方法、使うときの心構えや、どうすればお客さんが上達したり望む結果を出すことができるのかを知っているエキスパートです。
普段私達はその商品を他人に売ろうとすると、「相手のためを考えて」一番の近道やベストな方法を相手に伝えようとします。
「この方法があなたにとって一番良い、こうすれば簡単に結果がでます」 そうやって相手の財布を開いてもらおうと考えると思います。
売れる人と売れない人の違い
100%論理的に正しく、売る方にも買う方にも一番良い方法なのですが、お客さんの財布を開くにはもう少しベターなアプローチがあります。
このコンセプトが解るとなぜ有名な先生やエキスパートが物を売れないのかが理解できます。
反対にあなたが一流のエキスパートでもないのに商品をバンバン売ることができます。 明らかに優れた商品を販売している競合を尻目に、お客さんはあなたの商品だけを選び続けるようになります。
お客さんにとってベストな方法を紹介する事と商品が売れるのは必ずしもイコールではありません。
一見矛盾するように聞こえるのですが、このコンセプトを知らないとどれだけ朝から晩までお客さんのことを思って働いてもお金が稼げません。
質も量も、値段さえも劣るライバルには陰で笑われ続けてしまいます。 どれだけお金をかけてキレイな店舗やホームページを作ったとしても、お客さんはお金を使ってくれないのには理由があります。
欲しい物を目の前に置くだけ
私はあまりおしゃれな服屋さんに行くことが無いのですが、たまに欲しい色や形の服があると見に行きます。
白い細身の少しピタッとした感じのドレスシャツが欲しかったので服屋さんに行きました。
想像通りのシャツがあったので手に取って見ていました。 軽そうな兄ちゃんが近づいてきていろいろと親切に教えてくれたのですが、わずか5分程度で私は店を出てしまいました。
なぜでしょうか。 軽そうな兄ちゃんは私に失礼なことを言ったわけではありません。
むしろすごく親切に私に似合う感じの色やシャツをいろいろと教えてくれました。
服のプロから見て私に一番似合う感じの色や形を親切に教えてくれたのです。 言葉遣いも丁寧でスタイルも良く清潔感がありました。
お店で教えられた通りにキッチリ接客したのに私の財布からお金を取ることはできませんでした。
どうしたら私の財布からお金を抜き取ることが出来たと思いますか? 白いシャツを「ハイどうぞ」と手渡すだけでよかったのです。
目の前の問題
お客さんは何かの問題を抱えていて、その問題を解決するためにお金を使います。
エキスパートからしてみたらそんな事は全然問題では無く、むしろもっと良い方法がある事を教えられると思います。
誰が見ても論理的に100%合っている事だと思います。
しかし、お客さんの立場から考えれば目の前の問題こそが全てです。
論理的に100%似合うシャツをどれだけ親切にすすめられても、私はナイスな白いピタッとしたシャツを持っていないのが目の前の問題だったのです。
たとえ私に似合う服が論理的に100%別の色や形であったとしても、私の問題は目の前の白いシャツなのです。
白いシャツをほしがっている私を理解して、ポンと手渡すだけです。 私が白いシャツを買う正当性を再確認してくれるだけで私は気分良くお金を払うのです。
- お客さんの目の前の問題
- お客さんにとってベストな選択
あなたはどちらを選んでいるでしょうか。
お客さんの目の前の問題を解決すれば簡単にお金を受け取れます。 お客さんが望んでいない商品にお金は払いません。
橋渡し
この話をするとよく 「お客さんにとって一番良い方法を勧めないと結局関係が続かない」 「お客さんが勘違いしている間違った方法を教えるのか?」 と言われます。
はじめの1歩、最初の購入がなければそもそも人間関係もバックエンドも売れません。 最適な方法を教えたりベストな道へ導くのがエキスパートの仕事です。
- 1.お客さんの問題を解決する
- 2.最善の選択やベストな道があることを教えて導く
優れた美容師さんはお客さんの要望通りに頭を作ります。
その上でお客さんに似合う髪型や色のアドバイスをするので 何度もリピートしたり高額のメニューを売る事ができます。
ダメな美容師さんは「あー、ダメダメその頭はあなたには似合わないよ 絶対こっちの方が似合いますよ!」 といいながら気に入らない頭にされれば、お客さんは二度と戻ってきません。
あなたがネットで商品を紹介したり売ったりしているのなら、“いかにあなたがエキスパートで何十年のキャリアがあるか”“いかにあなたの商品が優れているのか”ではなく、お客さんの目の前の問題にフォーカスしてみてください。
お客さんが問題だと思っている事に視点を変えるだけで売上は上がります。
管理人様。はじめまして。
ワタルといいます。
色々探しているうちにこちらに辿り着きました。
すごいですね。一読してパワーを感じました。
静かでいながら力強いエネルギーというか。
とてもシンプルです。
貴重な知恵をシェアしていただき
ありがとうございます。
これからも参考にさせて頂きます。
渉
守さま
こんにちは、小島です。
守さまはすごくスキルレベルの高い方なんだと思います。
私も『ガチ』エキスパートマインドセットを持っていたので、よく解ります。
いくつかのマインドセットと信念システムが変わるだけで、電気のスイッチ
が「パチッ」と入るように稼げるようになるので、安心してください。
7年間のスキルの積み重ねは初心者には埋めようが無いアドバンテージですし
「知識」に数百万円投資できる人で無ければ数百万円の商材を売る事はできません。
私も海外のマーケティングやセミナーに常に数百万を使っています。
生まれて初めて車に乗ってギアをバックに入れて後ろ向きに車を走らせたときに
頭で考えている方向とは逆に車が進んでしまって驚いたと思います。
「危ない!ぶつかりそう!」と思うので、間違ったことに気づくのですが
ネットビジネスやビジネスの世界では間違いに気づかずに過ぎていきます。
どうしてだろう・・・稼げないな・・・と首をかしげるのですが、なぜだか分かりません。
ネットビジネスも車でバックするのも同じで、一度できてしまえば
「なんだよ、こんな簡単な事だったのか」
と思うようなことばかりです。
少しずつ深い所に入っていくので、楽しみにしていてください。
momo様
はい、こちらこそよろしくおねがいいたします。
少しずつ稼ぐための具体的なステップに入っていけると思います。
マインドセットや信念システムはピラミッドの底辺と同じです。
私もかなり遠回りしたのですが、土台が大きくてしっかりしていればいるほど
上に積み上げるのが簡単に、楽になります。
「なんか宗教くさいな・・・」と思うかもしれないのですが
これが一番の近道でした。
少しずつ稼げるステップに、深く入っていきますね。
よろしくおねがいします。
こじま
検索をしていてこのサイトに出会えました。
私は7年間アフィリエイとや情報企業家とて頑張りましたが、全然だめでした。
原因が解らないのです。
情報商材も130万円以上買っています。
昔は高かったのです。
今は結構無料でも巷に出回っていますが、前は一個の商材で25万円もしたのです。
しかし、いくらやってもある程度しか稼げないのです。
どうしてなのだろうとずっと思っていました。
その答えがやっと見つけられたと確信しています。
本当にありがとうございます。