MacBookProの周辺機器を探しているということは、僕と同じようにMacBookProからのアップグレード組か、ある程度パソコンを長く使ってきてると思います。
実際、僕自身も新型のMacBookProに買い換えて、一番頭を悩まされたのが「周辺機器」でした。
結果としてUSBがUSB-TypeC(USB-C)に変わった事でいくつもの周辺機器を購入することにはなりましたが、今は満足しています。
今では全くのストレスゼロでMacBookProを使えているばかりか、以前よりも便利になったこともいくつかあります。
ここでは、僕自身が使ってきて満足している、MacBookProにオススメの周辺機器を紹介していきたいと思います。
あなたが求める周辺機器環境は?
周辺機器が必要な状況や環境は人それぞれ。
なので、人によって
- 必要な周辺機器
- 不必要な周辺機器
は違います。
例えば、「外部ディスプレイ」を使っている人であれば「HDMI端子」が必要です。
バックアップやストレージを拡張するために「外付けHDD」を使っている人には、「USB3.0コネクタ」が必要です。
また、常に「iPhone」を接続しておきたい人は「USB-Lightningケーブル」が必要ですし、「写真」をやる人であれば「SDカードスロット」は必須。
音楽をやる人であれば「オーディオインターフェース」用に「USB2.0or3.0」が必要かもしれません。
また、動画をやる人であれば、「有線LAN」を繋げられる「Eathernet コネクタ」は必須です。
僕自身がMacBookProに必要としていたのは上に挙げたほとんど全てです。
- USB×3(外付けHDD×2+オーディオIF)
- イーサネットコネクタ
- SDカードスロット
- HDMIコネクタ
・・・
つまり、カンタンに言えってしまえば、以前のMacBookProでできていた事ができれば良いという事なんです。
新しいMacBookProになって、USB-Cに接続端子が変わりカスケード接続できるようになった技術革新はすごいと思います。
でも、いままでの周辺機器を接続できるようにするためには、
- 変換コネクタを使い、今までの周辺機器を繋げられるようにする
- 新しい規格(USB-C)に対応した機器に買い換える
のいずれか選択肢はありません。
とはいえ、できる限り出費は抑えたい 笑
というのも、今までできたことを同じように出来るようにするだけですからね。
なので、僕自身の基準としては、
- あまりお金をかけない(いろいろ試したのでいっぱい使った)
- 今までのMacに比べてパフォーマンスを落とさない(転送速度等)
- コンパクト(どうせUSB-Cにするなら、一本繋げるだけで全部繋がるようにしたい
という基準で周辺機器を探しました。
その結果、周辺機器を大きく3つのカテゴリに分けました。
- 最低限費必要な周辺機器
- あると便利な周辺機器
- できればほしい周辺機器
の3つです。
「最低限必要な周辺機器」とは、今までのMacBookProで出来たことができる環境。 つまり、最低限の環境です。
「あると便利な周辺機器」とは、使うことで今までのMacBookProよりも便利になったり、利便性が上がったものです。
「できればほしい周辺機器」とは、いわば贅沢品。 まだ買ってないけどそのうち手に入れたい周辺機器になります。
3つのカテゴリから、あなたの周辺機器環境にマッチしたアイテムを選んでもらえればと思います。
最低限費必要なもの
まずは最低限必要な周辺機器。 MacBookProを選択しているということは、ほとんどの場合、ライトユーザーではないと思います。
- 常時稼働のTimeMachine用外付けHDD
- 外部ストレージ用の外付けHDD
- 外部ディスプレイ
- イーサネット
など、何かしらの周辺機器は使っていると思います。
ですので、これらの周辺機器が使えるのがまずは最低基準になります。
選択肢としては、
- まとめて1つで済ます
- 周辺機器を個別に接続する
のいずれかです。
USB-Cハブ
1つにまとめる選択肢がUSB-Cハブ。
使ってみると分かるのですが、かなり便利でオススメです。
僕自身は会社と自宅を行き来して、MacBookProを持ち歩いていました。
これまではMacBookProを開くたびに、
- 電源コネクタを接続し
- イーサネットコネクタを接続し
- USB2本を差し込む
という「儀式」を必ず行う必要がありました。
新しいMacBookProで「USB-Cハブ」を使うようになってからは、コレが1ステップで済むようになりました。
かなりラクです。
USB-Cハブはいくつものコネクタがまとまった機械で、使えるコネクタは製品によって若干異なります。
- USB3.0
- HDMI
- イーサネット(LAN)
- SDカード
- USB電源コネクタ
などをプスプスと差し込むことが出来ます。
僕自身が使っているのはコレ。 TUNEWEAR の ALMIGHTY DOCK。
上記全ての周辺機器に加えて、
- microSDカード
- SDカード
- USB3.0は3本
一つのUSB-Cコネクタに挿すだけでOK。
カナリ便利です。
「以前のMacBookProで使うことが出来たポートがほしい!」という場合には、このTUNEWEAR の ALMIGHTY DOCKは必要なコネクタをほぼ備えているので、オススメ。
使用しない周辺機器もあると思うので、必要な端子を備えている製品を選択するのが良いと思います。
→ USB-Cハブ覧
USB変換コネクタ
また、周辺機器を個別で繋ぐこともできます。
その際には、「USB-C」コネクタを「変換」するコネクタを使います。
例えば、
USB-C → USB
USB-C → HDMI
USB-C → イーサネット
USB-C → Lightning(iPhoneやiPad)
といった具合です。
USB-Cコネクタを様々な周辺機器に繋ぐための「変換コネクタ」を購入することが出来ます。
→ MacBookPro用変換コネクタ一覧(Apple公式)
とはいえ、Apple純正やパートナーの商品は値段も高い。
ですので、サードパーティー製のものを使うという選択肢もアリです。
たとえば、最もよく使うのがUSB端子。
iPhoneをLightningケーブルを使ってMacに繋いで充電したりデータをバックアップしたりすると思いますが、コレもUSB端子を使います。
とはいえ、新しいMacBookProはUSB-Cコネクタ。
そのままでは使えないので、こんなアイテムを使ったりします。
USB端子の先にプスっとはめるだけで、USB-C端子として使えるようになります。
こちらもたくさんの種類から選べます。
あると便利なもの
あると便利な周辺機器は、カンタンに言ってしまえば「買って良かった」周辺機器です。
「マスト」(必須)ではないのですが、MacBookProを普段からよく使う人には持っておいてほしい周辺機器です。
電源アダプタ
MacBookProのヘビーユーザーならほぼ間違いなく、電源アダプタは複数持っていると思います。
ただ、高い。
15インチ用の87WのUSB-C電源アダプタを予備としてもう一つ購入しようとすると、Appleで8,800円。
MacBookProの電源がUSB-TypeCになって、不便な事もいろいろありますが、電源に関してはかなり便利になりました。
というのも、今までのMagSafeではなく、USB-TypeC という汎用端子を採用しているので、社外品にたくさん選択肢があるからです。
つまり、安く、用途に合った製品がカンタンに手に入る。
例えば、僕自身は
- とにかく軽く
- 安い
- 最低限MacBookProが充電できる
- 家用の電源アダプタ を探していたので、
コレを購入しました。
Anker PowerPort+ 1 USB-C Quick Charge 3.0
- オフィスに「純正電源を置きっ放し」
- 自宅で「簡易電源を使用」
こうすることで、カバンに重たい87Wの純正アダプタを入れて持ち運ばなくても良くなりました。
とてもありがたいです。
もちろん、純正の電源アダプタに比べると全くのパワー不足です。
「USB-C PD」(Power Delivery)というUSB-Cコネクタに電源を十分に流すための規格に対応していないことが原因です。
ただ、
「帰宅してから出かけるまでに使う程度」+「寝ている間に充電」
くらいの使い方であれば、全く問題ありません。
(※就寝前に5-6時間、フルスクリーンで動画を見続けても出かけるときには充電100%)
モバイルバッテリー
もう一つ、オススメしたいのが「モバイルバッテリー」
モバイルバッテリーとは、持ち運び可能な充電電池のようなものです。
ここでは、MacBookProに充電が可能なモバイルバッテリーを指しています。
古いMacBookProの時は使用していなかったのですが、新しいMacBookProがUSB-Cコネクタになったことでモバイルバッテリーを使い始めました。
そしてコレがまた便利。
外出時には手放せないアイテムになりました。
正直、新しいMacBookProのバッテリー事情は満足できるものではないと思います。
少し重い処理をさせたりメモリを使うとMacBookProのバッテリーは驚くほどガンガン減っていきます。
数時間程度は大丈夫だと頭では理解していても、外出時は何か怖いんですよね、、、。
モバイルバッテリーがあるだけで、安心感がハンパなく上がります。
結論だけ言えば、僕自身が今持ち運んで使っているスタメンのモバイルバッテリーがコレ。
とはいえ、USB-CのMacBookProに給電できるモバイルバッテリーは限られていて、勘違いも多いです。
購入前に下のレビューを一読しておくことをオススメします。
できればほしいもの
ここからは「できれば手に入れたいアイテム」。
つまり、プラスアルファであり、贅沢品です。
USB-CのMagSafe?
古いMacBookProで好きだったものの一つが、MagSafe。
今までのMacBookProは、電源ケーブルとMac本体を「マグネット」でカチッと繋ぐことで充電をしていました。
ですので、万一誤って電源ケーブルに足を引っ掛けてしまっても、マグネット部分がポンッと外れるだけで済みました。
しかし、新しいMacBookProのUSB-C端子で同じ事をしてしまうと、Macもろともすっ飛んでいくことになってしまいます。
怖いですね。
同じような事を考えている人が世界中にいるようで、USB-Cケーブルを「MagSafe化」してしまおうという製品がいくつか出てきています。
Snapnator
Snapnatorはクラウドファンディング製品なので、購入に一手間かかります。
→ 現在カンタンに今すぐ手に入れられるUSB-CのMacSafe製品がコレ
拡張Dock
オールインワン型のドックですが、オシャレですね。
こちらもクラウドファンディング製品なので購入に一手間かかりますが、ぜひ使ってみたい製品の一つです。
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