目次
- 1.そもそも、OS X 10.11 ElCapitan(エル・キャピタン)にアップグレードは必要?
- 2.El Capitanにアップグレード可能なMacは?
- 3.OS Xを最新版にアップデート
- 4.Macの掃除と断捨離(だんしゃり)
- 5.バックアップする!とにかく絶対、何が何でもバックアップ!
- 6.El Captitanをインストール
そもそも、OS X 10.11 ElCapitan(エル・キャピタン)にアップグレードは必要?
はい、結論から言えばほとんどの人にとって、アップグレードするのが良いと思います。
一部の人にとっては、少し考える必要があります。
アップグレードしても良い人
- 現在、OS X Yosemite(ヨセミテ) の最新版を使っている(ほとんどの人が、当てはまります。)
- 主に趣味やプライベートでMacを使っている
Macではほとんどの場合、OSのマイナーフィックスは自動アップデートになっていると思います。
「アップデートしますか?」
が稀に画面の右上に出てくる、アレです。
ですので、Yosemiteを使ってるよ、とか、ここ1年以内にMacを買ったよという人に関してはアップデートしてもほぼ問題ありません。
逆に、アップデート後もあまり違いが分からないかもしれません。
アップグレードを考えなければならない人
問題はこちら側の人。
- 今、OS X Mountain Lionや、Lionを使っている
- いくつかの「マイナー系」アプリをインストールしている
- 仕事でMacを使っている
順番に説明しますね。
まず、OS X Mountain Lionや、Lionを使っている人は、何かの理由があって使い続けているはずです。
2つめの理由とも被ってくるのですが、Yosemiteに対応していないマイナーなアプリをつかっているかもしれません。
使い勝手が少しでも変わってしまうのがイヤで古いOSを使い続けているのかもしれません。
いずれにしても、何か理由があるのだと思います。
その場合は、一旦見送ったり、バックアップをしっかり取った後で「テストとして」アップグレードするのは良いかもしれません。
いずれにしても、もう少しバージョンが上がるのを待つのが良いと思います。
また、仕事でMacを使っている場合にも、同じような事が言えます。
仕事で使うアプリが使えなくなったりすることもあります。
ネットワークや、他のMacとうまく接続できなくなる事もあります。
こちらも一旦バージョンが上がるのを待って、Macやパソコンに詳しい同僚が「問題ないよ」と確認してくれるのを待つのが良いと思います。
バージョンが上がるのを待つ理由
OSは巨大なスクリプトとプログラムの塊です。
なので、開発段階ではカンペキに仕上げたと思っていても想像もできないようなバグが後からたくさん見つかるんです。
実際にたくさんのユーザーが使ってみて、バグが見つかってきます。
当然、Appleでもリリース前に途方もないテストを繰り返してバグが無いようにしているのですが、カンペキにすることはほぼ100%不可能です。
なので、「OSのアップデート」という形で、バグを修正して配布し直しているんですね。
特に、新しいOSが出たばかりの時などは、バグ祭りの状態になっています。
つまり、トラブルが起こりやすい不安定な状態です。
ですので、OSが数回バージョンアップするのを待ってからOSのアップデートをします。
そうすると、不要なトラブルを可能な限り避けることができるんです。
El Capitanにアップグレード可能なMacは?
2008年以降のモデルならほぼ問題ありません。
具体的には、
- iMac (Mid 2007 or newer)
- MacBook Air (Late 2008 or newer)
- MacBook (Late 2008 Aluminum, or Early 2009 or newer)
- Mac mini (Early 2009 or newer)
- MacBook Pro (Mid/Late 2007 or newer)
- Mac Pro (Early 2008 or newer)
- Xserve (Early 2009)
が、El Capitanへのアップグレード推奨スペックです。
ほとんどの場合、問題ないと思います。
調べ方はカンタン。
メニューからをクリックして、「このMacについて」をクリック。
あなたのMacのモデルを確認できます。
OS Xを最新版にアップデート
今回のEl Capitanはスタビリティー(安定性)を重視したアップデートになります。
ほとんどの場合いままでのアプリもそのまま動きますし、操作性が大きく変わることもありません。
なのですが、不要なトラブルを避けるためにも、
- OS X Yosemiteを最新版に
- インストールされたアプリケーションを最新版に
の2つはやっておくことをオススメします。
最新版にアップデートする手順
- 開いているアプリケーションを全て閉じる
- 左上のメニューからをクリックしてApp Storeを選択
- アップデートを選択して、すべてアップデートをクリック
特にアプリケーションでは、El Capitanに対応したアップデートを配布していますので、インストール直前にアップデートを行ってください。
また、アプリケーションによっては、El Capitan正式リリース後にアップデートを行うものもあります。
ですので、El Capitan インストール前とインストール後にアップデートを行う事をオススメします。
Macの掃除と断捨離(だんしゃり)
OSを新しくするので、せっかくなのでMacをキレイにして、心機一転で気持ちよく使えるようにMacをキレイに掃除してあげましょう。
外面的なディスプレイやキーボードはもちろんですが、ここでは主に内側からMacをキレイに掃除することをオススメします。
例を挙げると、
- 使っていないアプリケーションを削除してMacを使いやすくする
- 要らないファイルを削除してHDDの容量を確保し、Macを軽くする
- デスクトップのファイルを整理、削除して集中できるようにする
- 再起動(不要な一時ファイルやキャッシュを削除します)
- ディスクユーティリティーからディスクの修復と権限の修復を行いトラブルを防ぐ
などが良いと思います。
バックアップする!とにかく絶対、何が何でもバックアップ!
Timemachineはセットアップしてありますか?
もしまだなら今すぐにでも外付けHDD(ハードディスク)を購入して絶対にやっておく事を強くオススメします。
特に、OX自体のアップデートの際はバックアップしていないのは致命的です。
場合によっては「すべての」データが消えてしまう、または消さなくてはならない状況に追い込まれる事が多々あります。
El Capitanをインストールする際に何かのトラブルが起きてしまったとしても、バックアップさえ取っておけば正直何とでもなります。
後から涙を流すことになります。
El Captitanをインストールしましょう!
あなたのMacがOS XをアップデートしてEl Capitanにできることを確認しました!
システムもアプリケーションも最新版にアップデートしました!
心機一転、Macもキレイに掃除しました!
そして、バックアップも取りました!!(←重要)
準備OKです!
El Capitanをインストールして、最新のOS Xを堪能してください!
インストールですか?
驚くほどカンタンです。
App Storeのアプリケーションを立ち上げてアップデートしましょう!
Mac OS X El Capitan(エル・キャピタン) Apple 公式
このブログ記事はとても役立ちました!特にバックアップの重要性について再確認できました。エル・キャピタンへのアップグレードがスムーズに進みそうです。ありがとうございます!
素晴らしいガイドですね!アップグレードの準備をしっかり整えられるようになりました。ストレージの確認やバックアップの重要性を再認識しました。ありがとう!
>やすさん、
その場合は、TimeMachineから古いバージョンのOSに戻してください。
それ以外の方法もありますが、技術的に難しいのとトラブルが起こる可能性が高いのでオススメしません。
下手をすると時間と修復費がアプリのアップグレード費用よりも高く付いてしまうことになりますので、、、。
>Rensanさん、
Mac自体が古いと新しいOSが入れられなくなってしまうんです。
リンク先のMacよりも古いMacをお使いではないでしょうか?
https://support.apple.com/kb/SP728?locale=ja_JP&viewlocale=ja_JP
確認してみてください。
Mac OS 10.10.5 YosemiteですがEl Capitan にバージョンアップしたいですが 「あなたのMacには出来ません」となり、ダウンロードできません。解決法はあるのでしょうか?
OSをバージョンアップすると、使えなくなるアプリケーションソフトが増えます。OS Xのバージョンを戻すことはできないでしょうか?経済的に深刻です。
コチラのページからパスワードをリセットできます。
https://appleid.apple.com/
確認してみてください。
https://support.apple.com/ja-jp/HT201487
Apple ID の password を忘れました。解決方法を教えてください。