あなたが成長できない３つの理由

なんか同じ毎日何かおもしろいこと無いかなこのまま死んでいくのかな・・・。

と考えているなら、あなたは一生成長しないかもしれません。

ブレイクスルーとかパラダイムシフトという言葉を聞いたことがあると思います。

今までできなかったことができるようになったり、あなたが今いるステージがグイッと一つあがることです。

熱意が溢れすぎて寝食忘れて没頭したり、寝るのさえもったいなくて朝起きるとエネルギーが体から溢れている状態が毎日続きます。

好きな人とつきあい始めたときや、おもしろいゲームを見つけた時に似ています。

24時間365日好きな人の事が頭に浮かんできて、仕事をしていても食事をしていてもトイレに入っていてもその人と遊びに行ったり電話したり話をする想像だけが頭の中で延々にぐるぐる回り続けます。

成長を実感できていますか？

伸びているとか成長しているとかを実感している時期は時間があっという間に過ぎていきます。自分の能力とスキルを有り余るほど発揮してあなたの存在感はMAXになります。あなたを頼る人が増えたり、後ろを振り返ってみると目標にしていたゴールを知らない間に達成していたりします。

伸びているときは人生のいろいろな所で変化を肌で感じ取る事ができます。

伸びていない、停滞していると目が死んだ魚のようになっています。

家族や恋人にも魅力的に見られなくなったり、つまらない詐欺や騙されてお金を失ったりするのも決まってあなたが成長していない時です。

誰かが自分の悪口を言っているのを耳にしたり、体に力が入らなくて朝起きるのも辛くて仕事つまんないなー、辞めたいなーという妄想をするのもあなたが伸びていない時期です。

自分では感じないかもしれませんが、目に見えて覇気もエネルギーも魅力も無くなります。

家族には汚物扱いされるようになり、恋人にふられたり、リストラにビクビクしなければいけなくなります。

ブレイクスルーが起きる

私の人生を振り返ってみると、大きくジャンプアップできるようなブレイクスルーを経験したり、目に見える成長をして自分のいるステージが上がったなと実感できるときにはある共通点がありました。

収入がアップしたり、知り合いになりたいと思っていた人と知り合えたり、交友関係が広く、濃くなったり、魅力的に見られるようになったりした時には、決まって同じようなパターンを経験しました。

自分が成長する、伸びる仕組みに共通点を見つけてからはその手順を繰り返すだけで人生の質が上昇スパイラルに変わりました。

不思議なことに、全く関係ないと思っていたような金銭的な問題も楽になり、恵まれた人間関係の中に身を置くことができ、ストレスの無い、健康的な生活を手に入れる事ができるようになりました。

あなたにも少し思い出してみて欲しいのですが、あなたが人生で伸びている、成長している、輝いている事を実感できたときの事を思い出してみてください。

疲れなんて全く感じなかったし、身の回りの事すべてが楽しくて羽根が付いたように足取りは軽く、頭の中に音楽が流れていたと思います。自分のまわりで起こることはすべて良い結果に向いていき、それがずっと続くと思っていたのではないでしょうか。

ふとある日気がつくとその時の状況はすべて無くなっていて、疲れやすくて慕ってくれていた人とも疎遠になって金銭的にも満足できる状態では無くなっていたと思います。

人生はバイオリズムだから、良いときもあれば悪いときもあるよ、と思っているかもしれませんがずっと上昇のバイオリズムなら、と思ったことがありませんか？

成長しかしない人生

あなたの人生を上昇のバイオリズムだけにすることは可能です。

今から話す３つの理由があなたの成長をストップさせています。これがあなたにブレイクスルーやパラダイムシフトが起きない原因です。

１．快適ゾーン

あなたはエアコンと同じです。

エアコンには温度調節機能がついていて、25度と設定しておけば暖かくなったら部屋を冷やし、寒くなれば暖めてくれます。

あなたの中にも同じ機能が付いていて、設定した25度という快適ゾーンから外れた28度や22度になると、無意識のうちに25度の快適ゾーンに戻ろうとします。

学校の授業で先生に指されて答えられないとクラスの全員が自分はアホだと思っているのではないかと思い恥ずかしい思いをするのであなたの温度は28度になります。

あなたの快適ゾーンから３度も上昇してしまったので不快でたまりません。汗がじわっと出てきて心臓はドクドクして顔は真っ赤になります。

クラスのみんなの前で恥をかきたくないので、次回先生に指されてもいいように勉強したり予習をしたりするようになります。

成長は快適ゾーンの外でしか起こりません。

あなたが恥ずかしいとかケツの穴が痒いような状況で初めて成長します。

２．目の前の石

あなたの目の前に巨大な石が立ちふさがっています。

とても乗り越えられない、でもどかさないと前に進むことができない巨大な石です。

あなたはこの目の前の障害さえ無くなれば前に進んで成長できると考えているので、殴ったり蹴ったり噛みついたりして、なんとか目の前の障害を無くそうとあらゆる手段を考えます。

ハイハイができるようになったばかりの赤ちゃんが前に進もうとして壁にガンガン頭を打ち付けているのと似ています。

私たちは進むべき道に何か障害が出てくると一切周りが見えなくなります。目の前の問題を何とか解決しようとします。

解決できないと、自分の過去の経験という引き出しから解決策を探ります。経験から解決策を見つけられないと、今度は周りの友人や知人に頼ります。それでも解決できなかったり、友人や知人に相談できないような問題だと問題自体を大きくして、これは誰にも解決できない、自分だけの特殊で異常な問題なんだと決めつけて自分の中に閉じ込めてしまいます。

数年前、取引先に2,000万円ほどの負債を負わされてしまいました。

私はどうやったら取り立てることができるだろうかという事しか頭にありませんでした。

法律の下でなんとか取り立てる方法や手順を調べても今までそんな経験があるわけではないので意味がわかりません。

困って友人や専門家に相談しても明確な解決策が返っては来ませんでした。なんとも解決策が出せないまま悶々と頭の中で問題がぐるぐる回っていると、次第に抜け道がない迷路にはまっていきました。

このまま人生が終わるのではないかと思っていました。

目の前に大きな石が現れて行き詰まってしまったと思ったら、無理矢理前に進もうと頭を打ち付け続けないでください。

その石を取り除いてくれる人は必ずいます。

誰かに頼めなかったり、見つからない時は頭を打ち付け続けるのを止めて、２，３歩後ろに下がってみてください。

あなたの目の前にある巨大な石が通せんぼしている道の他にも進む道はたくさんあります。

３．問題が解決しない理由

あなたの今のレベルでは敵は倒せません。

ドラクエ、やったことがありますか？街から出てレベル１でスライムと戦っているときに魔導師がでてきたら１ターンで死ぬと思います。逃がしてもくれません。

経済学者のピーター・ドラッカーは今のレベルで発生した問題はそのレベルでは解決できないと言っています。

レベル１で出てきた魔導師という問題は、レベル１では解決しようが無いという事です。

魔導師という問題を解決する方法は２つあります。

はあなたのレベルを上げて成長させるか、レベル１０の人に聞くことです。レベル１０の人はあなたの状況を経験してきた人です。

あなたが抜け道のない迷路や進みようのない巨大な石だとおもっていることを必死になんとかして切り抜けた人です。

あなたが行きたい道を既に進んでいる先輩や先生、師匠やメンターを捜してください。

あなたにも経験があると思うのですが、その時は絶対に解決不可能だと思っていた問題が、後ろを振り返ってみると全然たいしたことではなかった事はないでしょうか。

いくつかは知らない間に解決していたり、いくつかはその時感じたほどの大きな問題でもなく、解決もされないまま過ぎ去ってしまった事もあると思います。

今あたたがいるレベルで起こった問題は、そのレベルでは解決できない問題です。

前に進むしかありません。

ブレイクスルーを自動発生させる

１．これが自分の目の前の最大の問題であり障害であり、これさえなんとかなればあなたは目標としているゴールを達成できると思っている事を書き出してください。

借金かもしれませんし、健康状態かもしれませんし、あなたのやる気のなさかもしれませんし、ネガティブな身内かもしれません。

２．その問題や障害はすべてあなたが前に進もうと頭をガンガン打ち付けている大きな石です。

一個一個すべてに目を通しながら、解決できそうな先輩や先生、師匠やメンターを捜すが、2，3歩下がって別の道を捜してください。

悪くて頼めないと思うかもしれませんが、すでにあなたの問題をクリアした先輩や先生にとってみれば、あなたの問題は何でも無いことです。

小学生の頃ガラスを割ってしまったときの絶望感も今ならすんなり解決策をアドバイスすることができると思います。

逆上がりができなかったり先生に指されて世界中のさらし者にされたように感じた時の対処も知っていると思います。

あなたが死ぬほど悩んで、絶対に解決不能だと思っているような問題や障害も、乗り越えた人たちにしてみればそれくらい簡単な話です。

３．あなたが今まで時間を忘れて没頭したり、熱中したり、頭の中がその事だけでいっぱいになってしまった事を書き出してください。

４．それはどんなきっかけでスタートして、周りに誰がいたか思い出してください。

５．あなたが行き詰まったりうまくいかないと思ったときにどうやって解決したか、誰に相談してどんなアドバイスをもらったかを思い出してください。

あなたが今行き詰まったり解決できないと思っている問題も同じ方法で解決することができます。