お金を稼ぐうえで一番の恐怖は失敗することです。
私達がネットビジネスを始めるうえでまず乗り越えなければならない最初の壁はお金を受け取る恐怖を乗り越えることです。
“お金を受け取るのに恐怖なんてあるわけないだろ” と考えると思います。
お金が欲しいからネットビジネスで稼ごうとしているのにお金を受け取るのが怖いはずなんて無いと考えると思います。
3つの「失」
私達は失敗、失望、失墜を恐れます。
大昔、マンモスを狩ってマンガに出てくるような大きな肉を食べているときから脈々と受け継がれている本能レベルの恐怖です。
マンモスを狩るのに失敗すれば死にます。
狩りや村の集団生活に役立たなければ一緒に暮らす人々から失望され、村を追い出されて死にます。 今まで村に貢献できていた価値が無くなれば信用がなくなり影響力を失い、死にます。
つまり、この3つは死に直結する恐怖で、私達が本能レベルで無意識のうちに避けようとする恐怖です。
何か商売を始めようと思ったりネットビジネスでお金を稼ごうと考えたときに、あなたにはこの3つの恐怖は無いでしょうか。
ビジネスが失敗したらどうしよう…、貯金も無くなるし、仕事も無くなってしまうかもしれない…。 うまくいかなくて親や家族に「ほら見ろ、いわんこっちゃない」と白い目で見られたり、ネットで晒されるのを想像して躊躇するかもしれません。
今は仕事の給料もそれなりにあって友人や知人、家族や親族にもそれなりの立場を保っているけど、自分でビジネスを始めてうまくいかなかったら影響力を失ってしまうのではないだろうか…。 そんな不安はないでしょうか。
私達はネットビジネスを始めればお金が稼げるのになかなかスタートしようとしません。
失敗するのが怖いし恥ずかしいし失うものがあると想像してしまうからです。
失敗
失敗とはどういう事でしょうか。
貯金を使い果たして友人や知人に土下座しながら借金をして、土下座しながら支払いを待ってもらうことでしょうか。
返済できずに雪だるま式にふくれあがる商工ローンや消費者金融の借金の事でしょうか。
それとも2ちゃんねるに晒されたり、あなたのブログやホームページが炎上することかもしれません。
一ヶ月かかってやっと作り上げたホームページで商品が1つも売れずに売上がゼロになることなのかもしれません。
失敗の一番根底にある要素は「商品が売れない」ことだと思います。
お店であれば1日中レジの前に座っていても誰もお客さんが来ずに新聞を読んだりネットで暇つぶしをしているお店のようなものです。
商品が売れない=失敗です。 商品が売れなくて売上が上がらず周りにバカにされたり、家族に白い目で見られたり貯金が無くなる事があなたの恐怖だと思います。
怖いから売る
すると私達はなんとしてでも売ろうとします。
押したり引いたり、なだめたり脅したりして商品を売ろうとします。
つまり、お客さんに財布を開いてもらうためにお客さんを説得しようとします。
お客さんを説得して、丸め込んで財布を開かせることを私達は「営業」と考えています。
すこし極端かもしれませんが、これが私達の「営業」に対するイメージではないでしょうか。
優れたセールスマンシップを持った人なら “そんなバカな営業があるか” と考えるかもしれませんが、これが営業に対する一般的な感覚です。
本屋さんに行って営業の棚に並べてある営業本の名前をざーっと読んで行ってみてください。
ほとんどが説得する方法か交渉する方法しか無いと思います。 すべてお客さんを丸め込んで財布を開かせるためのテクニックです。
売るために説得する×
私達は無意識、本能レベルで商品が売れない恐怖を克服しようとしてお客さんを丸め込んで売りつけようとしてしまうのを知っておいてください。 2つめのマインドセットをシェアします。
- ×売るために説得する
- ○お客さんに聞く
ネットビジネスの成功とは商品を売ることです。
商品が売れて現金があなたの手に乗ってそのお金をあなたが好きなように使えて、それでもお金が余ってしまう状態の事です。 そのためには本能に逆らってお客さんに商品を売りつけることを止めなければなりません。
とはいってもお客さんにお金を払ってもらわなければ一生売上はゼロなので「売り込まずに売る」という禅問答のような矛盾する答えを手に入れる必要があります。
そのためのマインドセットが “お客さんに聞く” 事です。
お客さんに聞く=ネットビジネスの成功
お客さんにお金を払ってくれる商品を聞いて、その商品を買ってもらえば良いのです。
お客さんに聞けば失敗するリスクが激減します。 私達はついつい自分の商品に酔ってしまいます。
“この商品を探し出すのに3年かかった”とか “この商品はマジですごい!絶対に売れるに違いない” と思い込んでしまいます。
そしてその商品を世に出した結果はほとんどの場合、売れません。
売れないから何とか説得してお客さんに売りつけようとします。
欲しくもないのに売りつけようとした結果、学習教材や浄水器の訪問販売や車のセールスマンのようになってしまいます。
お客さんにお金を払ってくれる商品を聞けばお金を失うリスクも断られる恐怖もありません。
むしろ1,2回失敗してもダメージが少ないので何度でも挑戦し続けることができます。
お客さんに聞かずに商品を開発したり作ったり、仕入れたりしてビジネスをスタートするのは自殺することと同じです。
資本力も経験も知識も組織力もない1個人が特攻するのは爆撃機に竹槍で突っ込むのと同じです。
じりじりと迫ってくる毎月の支払いや経費、給料を払うためだけにビジネスをすることになります。
売れない商品をなんとかして売ろうとすれば借金を支払うための奴隷になっていつまでも働き続けることになってしまいます。
お客さんに聞くとは
“お客様は神様です”というフレーズを聞いたことがあると思います。
お客さんはお金を払ってくれるから神様なのではなくて、売れる商品を教えてくれるから神様なのです。
私達が何週間も何ヶ月もかかって脳がよじれるくらい悩み抜いて考えたリサーチや商品のアイデアをたった数時間で解決してくれます。
どんな優れたビジネスマンでも商売人でも100%売れる商品を頭の中で生み出すことができません。
商品知識のない凡人でもお客さんに聞くだけで100%売れる商品を探したり作ったりすることができます。
お金を生み出す商品を創り出すというすべての商売人がのどから手が出るほど欲しい情報を簡単に教えてくれるから神様なのです。
難しい統計や分厚い本や膨大なリサーチ資料と徹夜で格闘する必要はありません。 ただ、聞くだけです。
ネットを使いこなす本当の秘密
お客さんに聞くのが上手な人はビジネスで成功します。
コミュニケーションスキルが高いとか、話が上手な人の仕事がうまくいっているのを見たことがあると思います。
話したり笑わせたり信頼を高めるためのコミュニケーションのスキルを磨くには何年も意識的に練習して努力する必要があります。
私達がネットビジネスを成功させるために今から何年もコミュニケーションスキルを磨く時間は無いと思います。
しかしネットビジネス売れる商品を作るためのコミュニケーションならたとえ引きこもりだったとしてもニートでもできます。
なぜかというとインターネットというテクノロジー自体があなたのコミュニケーションにレバレッジをかけてくれるからです。
どれだけコミュニケーションスキルが高い人でも一度に会話ができるのは1人だけです。
お金を稼ぐために必要な「お客さんのニーズ」を引き出すためには1対1で会話をするしかありません。
一方あなたにはインターネットというテクノロジーがあります。
つまり一度に数百人、数千人、数万人と話をすることができます。 あなたの発信した情報は百倍、千倍、数万倍のレバレッジがかかって必要な情報を集めることができます。
絶対に売れる商品アクションステップ
- ・売れる商品を作るにはお客さんに聞けばいい
- ・レバレッジをかけて聞けるのがインターネット
「お客さんに聞く」というマインドセットは解った。 では“どうやって、何を聞けば売れる商品を見つけられるの?” と考えると思います。
その方法をシェアしたいと思います。
とてもシンプルで一生使えて使い切れないほどのお金を稼いできた成功者がひたすらやり続けている秘密の3ステップです。
- 1.聞く
- 2.まとめる
- 3.探す、なければ作る
聞く
お客さんのフラストレーションを聞きます。
問題、悩み、痛み、恐怖や願望、欲望、妄想、望む結果を聞きます。
よく、この商品の感想をお聞かせくださいとか当社に対してどんなイメージを持っていますか? というアンケートを見ますが、100%間違いです、意味がありません。
あなたは売れる商品を作るためにお客さんに聞きます。 明確で形があり触ることができるレベルのフラストレーションを聞き出してください。
細かいテクニックについてはあとから深く話していきますが お客さんの感情レベルでのフラストレーションを聞き出してください。
例えば100万円の借金がある人のフラストレーションは100万円の借金を返したいことではありません。
家族と食事をしているときに電話がかかってきたり、仕事中に返済催促の電話がある事です。
借金のマイナス残高に「0」という黒い8ミリくらいの文字を見たいという欲望です。
そのときの感情がお客さんがあなたにお金を払うモチベーションです。
アンケートからフラストレーションを抜き出します。
何十個も何百個もお客さんの「声」を聞き続けると共通する問題を見つけることができます。
その問題を探し出してください。
問題を見つけたら、問題を解決するための商品を探してください。
道具、本、知識、スキル、カウンセリング、コーチング。 形は様々ですが、必ず解決できる方法があります。
もし無ければあなたが作ってください。 それが絶対に売れる商品です。
知識は道具、行動=現金
「履行スピード」というマインドセットがあります。
成功者全員に共通するのは“行動するまでの早さ”です。
どんなに優れた知識でもお金は生み出しません。
相対性理論でさえも理論だけでは永遠にお金を生みません。
相対性理論を使って誰かの問題や悩みを解決したときに初めてお金を生み出します。
あなたがリストを持っているのなら今すぐにお客さんに聞いてください。
お客さんに聞いて、問題を解決する商品だけを売ってください。
あなたは100%現金を手にすることができます。
あなたの悩みや気になる事を教えてください!