Macが欲しい!
MacBook, MacBookPro, iMacと、選択肢はいくつもあります。
Macの購入を決めるまでは、Appleの公式サイトを見たり、友人に相談したりしてとても楽しいです。
いざ購入する事が決まると頭に浮かんでくるのが、
「いつ買うのがベスト?」
という疑問だと思います。
Macは新品で購入すれば10万円も20万円もする高価な製品。
スグに必要な状況でない限り、できる限りリーズナブルなタイミングでMacを購入したいと考えると思います。
実は、Macの新製品には周期(パターン)があります。
Appleが新製品を出す周期を知っておくと、
- Macを安く買う
- 最新のMacを狙う
といったこともできるようになります。
何も知らずに何十万もするMacを買ってし
まうと、翌月に新製品が発売されて悲しい思いをすることになってしまいます。
Macの新製品のパターンを知っておくと、新しいMacを購入するタイミングが分かるようになります。
Macの新製品発売周期
「車」にマイナーチェンジとフルモデルチェンジがあるように、Macにもモデルチェンジの周期があります。
ザックリ言ってしまえば、
- 年に一回のマイナーチェンジ
- 数年に一回のフルモデルチェンジ
となります。
マイナーチェンジの特徴と周期
マイナーチェンジとは、主にCPUやメモリ、グラフィックといった「仕様」(スペック)に関するアップデート。
ほとんどの場合、
「外見にほとんど違いのないアップデート」
となります。
CPUが少し早くなったり、メモリが少し多くなったりと、見た目が同じMacが毎年パワーアップされるようなイメージです。
同じ値段でより良い仕様(スペック)のMacを購入するすることができます。
Mac製品は約1年周期でマイナーチェンジを行っています。
フルモデルチェンジの特徴と周期
フルモデルチェンジとは、Macの外観や機能面の変化を含むアップデート。
CPUやメモリ、グラフィックなどのアップデートに加えて、Macの機械的なアップデートを伴います。
たとえば、
- 筐体(ボディー)デザインが変わる
- キーボードが変わる
- Retinaディスプレイになる
- TouchBar(タッチバー)が付く
といったアップデートになります。
Macはあまり頻繁にフルモデルチェンジを行いません。
電化製品を購入しても、すぐに新しいモデルが出てきて少しイヤな気分になった経験があると思います。
Macは、どのタイミングで買っても
- 見た目
- 金額
があまり変わらないので、消費者にとって買いやすい商品と言えます。
その反面、新しいモデルを欲しいと思っていると数年間待たされることなってしまうというデメリットもあります。
フルモデルチェンジを予測するのは難しいのですが、過去のモデルチェンジ周期からある程度推測することができます。
- MacBookPro – 4年ごと
- iMac – 3年ごと
- MacBook – ???
MacBookは2005年の発売からまだ新しいモデルが発売されていないので予測ができません。
iMacは2015年には「5KのRetinaディスプレイ」が採用され、2012年には「スリムボディ」が採用され、小型・軽量化された3年周期。
MacBookProは2016年に「TouchBar」が搭載され、2012年に「Retinaディスプレイ」が採用された4年周期のフルモデルチェンジ。
次のMacの新機種のフルモデルチェンジはいつ?
こういった傾向から、Macの次のフルモデルチェンジを予測することができます。
- MacBookPro(4年周期) – 2020年
- iMac(3年収期) – 2018年
- MacBook(3年周期) – 2018年
こういった予測は100%正確とは言えませんが、こういった周期を把握しておくと購入タイミングを見つけやすくなります。
モデルチェンジのタイミングを知っておくと、
- できる限り安く購入して自慢したい
- 最新モデルを購入してニヤニヤしたい
といったことができるようになります。
MacはWindowsのパソコンと違って、価格が落ちることもあまりありません。
Appleストアとオンラインストア、量販店と、購入する場所によってもあまり値段が変わりません。
いつ、どんなタイミングで購入しても値段はほとんどかわらないのであまり神経質になる必要が無いので安心です。
ただし、
- 少しでも安くMacを手に入れたい
- 最新のMacを手に入れたい
と思っているなら、モデルチェンジ周期のタイミングにあわせて購入する事をオススメします。
Macを安く買いたい場合のタイミングは?
Macを安く買うには、主に2つの方法があります。
- 中古のMacを買う(整備済み商品含む)
- 型落ち直前のmacを買う
どちらも定価でMacを購入するよりも安く買うことができます。
中古と新品。
数万円単位で出費が変わるので、どちらが良いか迷うと思います。
既にMacを使っているなら、古いMacを売却して新しいMacを購入する資金に充てるというのもアリです。
MacはWindowsよりもリセールバリューが高いので、Macを買取に出し、安い維持費で新しいモデルを乗り継いでいる人もたくさんいます。
ただ、正直なところをいえば、特殊なこだわりが無い限り中古のMacで全く問題がないと思います。
1-2世代前程度の中古品であれば、十分、現役として使うことができてしまうからです。
Macのマイナーチェンジサイクルは約1年程度なので、1-2世代 というのは、1-2年前のモデルと読み替えてもらって問題ありません。
一般的なMacの選び方として、
- ビデオの編集を頻繁に行う
- 5個、10個とウインドウを開いて作業をする
- 計算など、CPUに強烈に負荷がかかる処理を頻繁に行う
- 外部ディスプレイを使って長時間の作業を行う
といった場合には、用途によってCPU、メモリ、グラフィックが強いモデルを選ぶのが好ましいとされいます。
とはいえ、ほとんどの場合は、
- テキストエディタやPages,Wordで文章を書く
- エクセルやNumbersで作業をする
- 目的のファイルやフォルダを探す
- Webサイトを更新する
- ブログを更新する
といった作業がパソコン作業の大部分を占めると思います。
そういった場合、ムリに数万円を捻出して最新モデルを買ったとしても、Macの処理スピードに金額ほどの違いを体感することはできないと思います。
つまり、1-2世代前のMacを中古で数万円安く買うというのが一番コストパフォーマンスが高いMacの購入方法となります。
また、どうしても新しいモデルが欲しい場合には、
「モデルチェンジ直前直後のモデルを購入する」
という方法もあります。
Macは、マイナー/フル問わず、モデルチェンジがあると現行のモデルが値下がりします。
具体的な購入方法としては、Appleストアで購入するのではなく、量販店などで販売されているMacを購入する事になります。
Appleストアでは常に最新モデルしか扱っていないので、最新モデルしか購入する事ができません。
つまり、モデルチェンジがあった場合、新しいモデルに切り替わってしまいます。
なのですが、量販店で販売されているMacはモデルチェンジ直後でも古いモデルが「そのまま」売られています。
一般的に、Macを欲しがる人は「最新モデル」を欲しがります。
わざわざ、型落ちのモデルを購入しようとする人はいないので、量販店は値段を下げてでも売ろうとします。
新しいモデルのMacが発売された直後が、型落ちモデルを購入する狙い目です。
下のグラフは、人気モデルである、
「MacBookPro13インチRetinaディスプレイモデル」
の価格推移を表したグラフ。
15万円弱を推移していた価格が、2016年の10月に一気に2万円下落しています。
2016年の10月は、MacBookProの新型モデルが発売されたタイミングです。
仮に、何も知らずに9月にMacを購入して、翌月の10月に2万円も下がってしまったらあまりいい気はしませんよね。
何も知らなければ値下がりのタイミングを知り得る事はできないと思いますが、モデルチェンジの周期を知っておくだけで、購入のタイミングをコントロールできるのが分かってもらえたと思います。
Macが型落ちになるのを避ける買い方は?
モデルチェンジのサイクルが分かると、
「Macを買った直後に型落ちになるリスク」
を避けることもできるようになります。
モデルチェンジのタイミングに合わせて型落ちMacを安く買うこともできれば、反対に購入直後にMacが型落ちになってしまうリスクを避けることもできます。
フルモデルチェンジは3-4年と少しサイクルが長いですが、対してマイナーチェンジのサイクルは約1年程度。
マイナーチェンジ後の最新モデルを買うということは、見方を変えれば、旧モデルとほぼ同じ金額で1段上のスペックのモデルが買えることになります。
数ヶ月くらいで新しいモデルが出るタイミングで、かつ急いでMacを買う必要がないなら、少しだけ待って最新モデルが出た直後に購入しましょう。
そうすれば、買ったばかりのMacが型落ちになってしまって悔しい思いをすることはなくなります。
Macを絶対に買ってはいけないタイミングとは?
Macには買い時のタイミングあるのとは反対に、買ってはいけないタイミングがあります。
正確には買ってはいけないタイミングというよりも、損をしてしまうタイミングです。
結論から言えば、
「新機種が発売される直前には買わない」
というのが、答えになります。
Macは最新モデルが発表されてから、発売されるまでに「価値」が一気に落ちてしまいます。
ここでいう、「価値」とは「価格」の事ではありません。
「価値」とは、中古市場で販売されている価格です。
新しいMacが発表されると、今Macを買いたいと思っている人の興味が新しいMacへと向いてしまいます。
その結果、現行機種のMacが売れなくなってしまうため、「価値」が下がってしまいます。
ふつう、Macを買うときには
- Appleストア(実店舗)
- Apple公式サイト(ネットストア)
のいずれかで購入すると思います。
Apple製品は、公式サイトで購入する安心感や、サポートへの不安があるので、多くの人がAppleから直接購入する人が多いです。
Appleストアや公式サイトでは、新機種の発表があっても、新機種が実際に発売されるまで古い機種がそのまま売られています。
これは、発売前なので当然です。
問題は、新モデルが発表されたからといって、Appleで現行機種が値引きされることはない、という事です。
通常、Macの最新モデルが出るときは、
- 数ヶ月前に噂が出てきて
- 製造元や外注先からリーク(漏洩)情報が出てくる
- Appleの基調講演などで公式に発表がある
- 発売
という流れで発売されます。
市場の注目が新機種に向かうのに比例して、旧機種の価値は下がっていきます。
ですので、Mac(MacBookPro, MacBook, iMac)の購入を考えるときには、
まず「購入時期」を決める事が重要になります。
具体的には、
- 新品か、中古のどちらを購入するか決める
- 新品であれば、最新モデルが欲しいか、割安な旧モデルが欲しいかを決める
- 中古であれば、1-2世代(1-2年)程度で予算内のMacを選ぶ
- 最新モデル発売サイクルを考えて「購入時期」を決める
という順番で購入を考えることをオススメします。
個人的には、
- はじめてのMac購入で、気軽に相談できる人が近くにいるなら「1-2世代落ちの中古Mac」
- はじめてのMac購入で、気軽に相談できる人が近くにいないなら「13インチのMacBookProに一番安いやつ」
をオススメします。
既にMacを使っている人は、用途や機能がハッキリしているはずなので、用途や機能を満たす仕様(スペック)で、リーズナブルなモデルを、MacBookPro, MacBook, iMacから選んでもらえれば良いと思います。
Macオタクの人は、常に最新モデルを買い続けることをオススメします。
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