売り込みすると鬱陶しいと思われるからお客さんになかなか売り込みをかけられない。
鬱陶しい営業だと思われれば汚物のように扱われてお客さんは二度と近づいてくれないだろうし、嫌な営業だと思われたくないので、なかなかお金にならない・・・。
私達は日頃からゴキブリのような営業にさらされているのがその理由です。
時、場所考えずとにかく突撃してくる飛び込み営業や、いらないと言っているのに3時間くらい軟禁されてニュースになるような営業です。
営業という言葉にはそんなイメージがこびり付いてしまっているので、いざ私達がほかの人に何か売ろうとか紹介しようとおもうと、どうしても躊躇してしまいます。
ビジネスオーナーとして、起業家として収入を得ようと考えているあなたは、正しい営業、販売方法を覚えてもらいたいと思います。
今話したような営業は、ゴミです。 下の下です。
野良ネコさえ目をそらす営業マン
あなたがそんな営業を行えば、ウジ虫扱いされて人間関係はキレイさっぱり無くなり、長年気づき上げてきた信頼関係もゼロになり、時間とコストをかけて集めた全てのお客さんを失うことになります。
たまたま顔を合わせたときに目をそらしながら逃げ回るのは嫌だと思います。
あなたがダメな営業をすれば、野良ネコさえ目を合わせなくなります。
お客さんには、正しい営業を行わなければ絶対に利益になりません。
あなたが正しい方法で営業ができれば、お客さんから感謝とお金を同時に受け取ることができます。
永遠に続く人間関係と信頼関係を積み重ねることができます。
月数百万、数千万を稼ぐ一流の営業マンに共通しているのは、商品や商売とは全然関係ない話で相談されたり、パーティーや家族の夕食に呼ばれたりします。
当然なのですが、次にあなたの商品が必要になればあなたのライバルではなく、あなたに相談してくれます。
そんな人たちが数十人、数百人、数千人になった事を想像してみてください。
営業に困ることは無いと思います。
なので、彼らは「営業や売り込みなんてしたことがない、お客さんが勝手に買ってくれるんだよ」と言います。
ゴキブリ営業と成功する営業の違い
ゴキブリ営業と感謝される営業の違いは、お客さんのニーズを理解しているか、していないかです。
あなたの知り合いから欲しくもない東南アジアの縁起の悪そうなムンクの叫びのような1メートルの木彫りの置物を売り込まれても欲しいと思わないと思います。
欲しくもないのに、延々と置物のすごさやいかに手間がかかっているかを説明されても全く欲しいと思わないばかりか、イラついてくると思います。
お客さんはお客さんが興味のあることしか聞いていません。
ダメな営業では説得や交渉にフォーカスします。
どうやったら価値を高められるか、良く見えるか、悪いところを隠せるかということにかフォーカスしません。
スーパー営業マンはお客さんの興味にだけフォーカスします。
月6桁7桁売るような営業ができる人は例外なくリサーチャーです。
それも、常識を遙かに超えたレベルのリサーチャーです。
リサーチ能力が格段に優れています。
彼らはお客さんが今、何を欲しいのか、何をしていて何を求めているのか。 今まで何を求めてきていて何に至って、今後何を求めるのかを異常なまでに理解しています。
あなたが駅のトイレに入って用をたして、トイレットペーパーが無かったらパニックで死にそうになると思います。
そこにコンコンとノックしてトイレットペーパーを1ロール売ってくれると言われれば財布の中身全部と交換してでもトイレットペーパーを欲しいと思います。
インターネットでの営業はこの考え方が必須です。
お客さんのニーズを理解する方法を知らなければインターネットもホームページも広告費もガソリンをかけて火をつけるほど早く燃えていきます。
お客さんのニーズを知る方法を理解できれば、放っておいても勝手にお客さんが集まり、勝手に商品が売れる現金自動販売機のような仕組みを作ることができます。
神レベルのプロバスケットボールの選手に野球をやらせてもうまくはいきません。
対面には対面の、テレビにはテレビの、インターネットにはインターネットの営業方法があります。
インターネットでお客さんを集めてものを売るには、その方法を理解する必要があります。
その一番基礎の部分にあたるのが、お客さんのニーズを理解することです。
お客さんを骨までしゃぶり尽くすステップ
- 1.お客さんになる
あなたのターゲットになりきってみてください。 何歳?どんなところに住んでいる?給料はいくら?独身、既婚?・・・。
まだまだ深く続きます。
どんな職場環境と友人を持っていて彼らからどのように思われているのか、どんな部分で影響力を持っているのか、どんな人生設計と目標を持っているのか。
- 2.あなたの商品
あなたが販売する商品を購入するとどんな効果があって、どんなベネフィットを享受できるのか?
そしてターゲットはどんな結果を得ることができるのか。
あなたの販売する商品を購入しないとどんな影響がでてどんなデメリットがあってどんな悲惨な結果が待ち受けているのか。
- 3.結果
あなたの商品を購入するとターゲットはどこに影響力を与えることができてどこでステータスを高めることができて、職場の同僚や友人や親からどのように思われるようになるのか、そして何を達成できるのか。
反対にあなたの商品を買わない選択をしたときには人生のどこで影響力を失い、周囲の人間からはどう思われて人生のどこで失敗のレッテルを貼られるのか。
インターネットマーケティングの基礎
世界一の幅を持つと言われるメキシコのトウーレ・サイプレスの地面の下には、鏡で写したような大きさの根が張っています。
超高層ビルの基礎も同じで、地面の下には逆さを向いた高層ビルが埋まっています。
今回の話は少し複雑で今まで聞いたことがなかったり、わかりにくいコンセプトかもしれませんが、お客さんのニーズというコンセプトはインターネットでものを売るための基盤です。
軟弱な基礎でインターネットマーケティングに立ち向かえば雨が降るだけで倒れ、風が吹くだけで吹き飛びます。
小手先のテクニックだけを一生懸命頑張っても、何時間、いくら費やしても安定して売上げを積み重ねることはできません。
基礎という根っこがしっかりすればするほど、上にも横にも大きく伸びることができます。
今はわかりにくいかもしれませんが、何度も何度も出てくるコンセプトで、少しずつ深いレベルで説明していくので、少しずつ理解してもらえば大丈夫です。
安心してください。
もしあなたがこんなコンセプトは聞き飽きているし、既に理解しているならすばらしいと思います。
もう一度じっくりと考えてみてあなたのマーケティングと照らし合わせてみてください。
それでも売れてないんだ、とくかく売るためのテクニックを教えろ!と思うかもしれませんが、もう一度ターゲットとなる見込み客、既に購入した人にこの3つの観点を念頭に置いて話をしてみてください。
面倒かもしれませんがアンケートやインタビュー、コーチングやコンサルティングを行ってください。
ひょっとしたらターゲットとあなたの現実が少しだけずれているかもしれません。
その効果は10倍、20倍になって後から跳ね返ってきます。
あなたの悩みや気になる事を教えてください!