私が商品を売れなかった理由
私は気の弱い八方美人でした。
反論や議論があまり好きではなく、100%逆の意見なのに笑ってうなずく事も多くありました。
なぜなのか理由は解らないのですが、社会に出始めた23,4才ごろかその傾向は強くなり、徐々に”危険回避能力”が強くなっていきました。
当たり障り無く人生を生きていくためにはとても便利な能力なのですが、私達がビジネスを行う上ではとても邪魔な能力です。
この能力が原因でかなりの時間をムダにしてしまったと思います。 もう少し早くこの話を知っていれば、もっと早くネットビジネスで安定した収入を得られていたと思います。
私達がネットビジネスで成功するために絶対に必要なマインドセットの一つで、嫌われるたびに収入が上がる方法です。
自分の成長と銀行残高を高度5000メートルから眺める悦楽
あなたは時間に応じた報酬が欲しいと考えると思います。
「イヤそんなことないよ、ネットでビジネスを興してビジネスをしようと思ってるのだから時給○円という報酬ではなく結果にフォーカスしているよ」 そう思うかもしれません。
だとしたらすばらしい起業家マインドだと思います。
私がネットビジネスをはじめた頃は、「何でこんなに何時間何十時間もかけてサイトを作ったりコンテンツを作ったりセールスをしているのに売れないんだ」、と半ギレ状態になっていました。
この方法を覚えるとあなたの商品やあなたの紹介する商品が100%売れるようになります。
コンテンツを作るたびに、セールスを行うたびにあなたの銀行残高が増えるようになります。
あなたがいいと思って販売したり紹介する商品をお客さんがお金を払って購入して、あなたに感謝のメールや電話をくれるようになります。
こんなに時間をかけてコンテンツを作ったのに売上げゼロ…、という徒労感を感じる事は二度と無くなります。
八方美人がセールスに向かない理由
伝説レベルのコピーライターのひとり、ゲリー・ハルバートは“犬は気にするな、狐とだけ話せ”と言います。
私達は100人のお客さんがいたら、100人に好感、好印象、好評価を持ってもらえるように話したりコンテンツを作ったりします。
お客さんが100人いれば100通りの現実があります。
その中であなたの商品を必要としていてお金を払ってくれる人はほんの数%です。
あなたが誘拐犯と交渉できるレベルの交渉術を持っていたとしても数%しか売ることはできません。
100人のニーズを“同時に”満たすことはできないからです。
ネットビジネスをはじめとしたダイレクトマーケティング、ダイレクトレスポンスマーケティングの世界、つまり大勢に一度にアプローチするマーケティングでは常にこのジレンマがついて回ります。
こちらを立てればあちらが立たない。
この話をしたら、23人の人は共感してくれるけど77人の人は共感してくれないだろうな…。
実は、私はゲイですとカミングアウトしたら1人は共感してくれるけど99人はドン引きするだろうな…。
というジレンマです。
その結果、私達が作るコンテンツもセールスも“響かない”コピーになってしまいます。
100人が何とも思わない、「ふーん」で終わってしまうようなコンテンツやセールスになってしまうのです。
ゴミ営業
この話をすると、自己主張全開のオレオレコンテンツとオレオレセールスでいいのかとよく勘違いしてしまいます。
少し想像してみて欲しいのですが、あなたがひとり暮らしで忙しく、仕事で帰りが遅くなることが多いので電子レンジを買おうと思っています。
弁当を温めるためです。
電子レンジを買おうと思って量販店にいくと、ニコニコした販売員が近づいてきて「この電子レンジはパンが焼けるんですよ、水で調理できるんですよ」とかあなたが望んでいない最新機能やどうでもいいことを延々45分ほどしゃべり続けます。
イラつくと思いまます、頭の中はどうやったらこの人の話を打ち切ってこの場を離れることができるだろう…。
その事では頭がいっぱいだと思います。
電気屋さんなら直接話しながらセールスをしているので、相手の反応を見ながら商品を勧めたり、別の商品を提案できると思います。
しかし、ネットでのセールスはシンプルで残酷です。
お客さんは4秒ほどでブラウザの閉じるボタンを押してあなたのWEBサイトから帰ってしまいます。
話す機会も、あなたが紹介する商品がどれだけ良いかも、お客さんにどれだけ必要かも説明する機会さえ与えてもらえません。
マウスの左ボタンをクリックするだけでお客さんはいなくなります。
逆聖徳太子
ネットでのセールスは、100人のお客さんと同時に話すセールスです。
お客さんに響かせることができて、はじめて財布を開きます。
話したい事だけを話すのはオレオレ営業、100人全員が帰りたくなるセールスです。
100人全員が帰ってしまうのなら、5人にだけ“響く”受け入れられて共感してくれて好感が持てるコンテンツやセールスをすればいいのです。
95人が共感を持てないコンテンツでもいいと思います。
95人に嫌われたとしても、5人に深く刺さる、えぐるようなニーズを満たすコンテンツやセールスがインターネットマーケティングのセールスです。
100人全員がスルーしてしまう興味を持たれないコンテンツなら1円も稼ぐ事はできません。
たとえ95人があなたのコンテンツを見て1行だけ読んで帰ってしまったとしても問題ありません。
5人が画面に食い入るように椅子から乗り出して読むほどピンポイントに悩みや痛みを付く話をしてください。
95人は通行人で、その5人があなたにとっての本当のお客さんです。
95匹の犬に嫌われたとしても、5人の狐がお金を払ってくれることで、あなたのネットビジネスは成功に向かいます。
ている根底には3つの恐怖があります。
売上げ30%アップエクササイズ
- 1.あなたの商品を実際に買ってくれた人の「理由」を聞く
- ※商品がなければお客さんになりきって買う理由を考える あなたの商品を買ってくれた人や、顧客、既存客と話をしてください。
買いたくなった理由、買ってしまった理由、欲しくなった理由。 買った人が商品を買ったことでどう感じ、どのような結果が出たのか。 買った人は商品を買ったことでどんな嫌な思いや最悪の結果を避けることができたのか。
を聞いてください。
- 2.あなたのコンテンツをその「理由」を元に作り直す。
- ・あなたの商品を買うと「理由」に基づいた結果を手にできる。 ・商品を買うと嫌な思いや最悪の結果を避けることができる。
この2つの要素をコンテンツやセールスに入れてください。
話せば話すほど売れる
電話で話ができるお客さんなら今すぐに5人のお客さんに話を聞いてください。
あなたの商品を買ってくれたお客さんの「理由」はこれからあなたの商品を買ってくれるお客さんの「理由」でもあります。
常にお客さんと話をする。
常にアンケートやフィードバックを採れる仕組みを作ればあなたは商品を売り続けることができます。
新しい商品を紹介したり販売しても100%売ることができます。
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