ランディングページのコンバージョンを上げる事がビジネスの売上に直結している事は既にご存じだと思います。
商品やサービスの購入はもちろん、メールアドレスの登録など、コンバージョンレートを上げることができればオンラインからの売上げは簡単に数倍に上がります。
従来のサイトやページだけで無く、スマホからの集客や売上げを生み出せるようになることが2015年も安定した売上げを確保し、ビジネスを伸ばすための重要なポイントになります。
従来のページとスマホ、両方のランディングページでコンバージョンを上げて2015年も安定してオンラインからの集客・売上げを確保し、生き残るためのテクニックです。
2014年、最もコンバージョンを上げる事ができた、実証済みのテクニックをシェアします。
レスポンシブ
アクセス解析を見ていて既に知ってると思いますが、ランディングページに訪れるお客さんの半分くらいはスマホであなたのページを見ています。
今後もスマホの比率は100%増えます。
つまり、あなたのランディングページがスマホに対応していないと、見づらいページをお客さんに見せることになります。
スマホであなたのランディングページにアクセスする50%のお客さんは、あなたのページをしっかりと見ることさえ無くページを閉じてしまう可能性が高いのです。
勿体ないです。
あなたのランディングページが昔ながらのHTMLでスマホに対応していないだけで、せっかくのアクセスの半分が無条件でムダになってしまうのです。
検索エンジンの自然検索から「だけ」のアクセスでも十分勿体ないですが、PPCやディスプレイ広告でお金を払って「買っている」アクセスなら大問題です。
財布から現金の半分を取り出して、何も考えずに火を付けて燃やしてしまうようなものです。
SEO効果も欲しいですか?
ランディングページをスマホに対応させるには2つの方法があります。
- 通常のページとスマホ専用ページを振り分ける方法
- レスポンシブページ(サイト)にする方法
メリット | デメリット | |
---|---|---|
レスポンシブ | SEOに強い、修正が楽 | 制作に知識が必要、コストが掛かる |
振り分け | 正確にデザインできる | 修正が大変、SEOに弱い(重複ページ) |
通常ページ(従来) | 問題外 |
通常、ランディングページをレスポンシブ化するにはコストがかかります。
なのですが、たとえ数万円の追加料金を払ってでも、その分スマホユーザーを取りこぼさずにコンバージョンさせられることを考えれば、
- スマホユーザーにしっかりと訴求できる
- SEOに強いページを作れる
という観点から見ても、ランディングページはレスポンシブにしてスマホ対応するメリットが圧倒的に大きい事がわかると思います。
CTA
Call to Action(コール・トゥー・アクション) 訪問者に明確な行動指示を。
例えば、「クリックして次のページへ」「クリックして今すぐ購入」「今すぐ下のボックスにメールアドレスを入力して赤色のボタンをクリック」など、訪問者に対して取って欲しい行動を明確に指示することをいいます。
今更CTA?と考えるかもしれませんが、広告出稿しているランディングページでさえ、未だにちゃんとできているサイトは多くありません。
魔法の杖を持っているとしたら?
あなたが魔法使いだと想像してみてください。 あなたのランディングページに来る訪問者を、上の方から眺めています。
で、あなたは魔法の杖を使って、お客さんを自由に操る事ができるとしたら、あなたはどのようにお客さんを動かしますか?
- よかったら買ってください!
- 気に入ったらカートに入れてください。
- よろしければシェアしてください。
なんて事は言わないと思います。
「いつも使っているメールアドレスをしたの灰色のボックスに入力して、オレンジ色の四角い色のボタン、「今すぐ受け取る」という白い文字が書いたボタンをクリックしてください。1分以内にメールボックスに私からの案内が届きますので、メールの真ん中くらいにあるリックをクリックして、プレゼントを受け取ってください」
と、明確で具体的にイメージできて、間違いようが無いレベルの指示を出すと思います。
ファーストサイト
ヒートマップなどのアクセス解析を見たことがありますか?
ランディングページにアクセスする人の全員はページを全て読んでくれません。
ページを開いても、スクロールすること無く閉じてしまいます。
あなたのランディングページは、購入ボタンやメールアドレスを入力するオプトインボックスが、ランディングページの下の方にありませんか?
せっかくランディングページに来てくれたお客さんは、購入ボタンもオプトインボックスも「目にすること無く」ページを後にしています。
もしあなたが購入ボタンやオプトインボックスを、ページの上部、ページが開いた瞬間に見える位置に置けば、少なくともお客さんは見てくれますよね。
ページが長くなるならボタンを複数置く
ページが長くなりますか?
問題ありません。
ページ上部に一つ、ページの中程に一つ、ページの最後に一つ。
1つのページに複数のボタンを設置してください。
テストをしてみると、大体3-4画面分ごとにCTAを一つの割合が一番コンバージョンが高いことが多いです。
あなたの商品やページによって結果は多少変わるのでテストが必要になりますが、
- 最初に見える画面に一つ
- 一番最後に一つ
- 最初と最後の間に、ページの長さにあわせていくつか
という考え方を基準にしてもらえるとうまくいきやすいです。
恐怖のエラーメッセージ
人は、否定されると潜在意識レベルでムカつきます。 ガンジーでもブッダでも、面と向かって「あんたの言ってること間違ってるよ」と言われれば、潜在意識レベルで一瞬イラっときているはずです。
ランディングページ、特にオプトインページではエラーメッセージが頻繁に出る登録フォームはコンバージョンが落ちます。
- 「メールアドレスが無効です」
- 「有効な値を入力してください」
全く人間味がないです。
ガンジーやブッダでさえイラつくはずなのに、ましてや普通の人が
「だめだよあんた」
と赤の他人に言われれば、多少はイラッとくると思いませんか?
私もよくあるのですが、ショッピングサイトなどの情報入力画面で何度遣ってもうまくいかずやり直しになってしまい、イライラした経験があなたにも一度や二度はあると思います。
エラーメッセージの文言を工夫するのは当然ですが、それよりも良い方法があります。
そもそもエラーを出させない工夫
求める答えが返ってこないのは、コミュニケーションの方法が間違っている
誰か偉い人が言っていたと思うのですが、ランディングページでも同じ事が言えます。
これが完璧とは言えませんが、
- 明確に
- 具体的に
- 計量できる
- 形のある
- 触れられる
このレベルまでイメージできるインストラクション(指示)を常に意識してください。
コミュニケーションが明確になればなるほど、お客さんは望み通りの行動を取ってくれます。
逆に、あいまいなメッセージはお客さんを混乱させ、エラーを誘います。
アイコン
シンプルで分かりやすく、内容をシンボルでズバっと表したり、内容を形で表現するような興味深いアイコンを使ってください。
アイコンは、デザインを整えるだけではありません。
読み手に情報を素早く分かりやすく処理させるという重要な役割を持っています。
お客さんは私たちが思っている以上に文字を読んでくれません。
理由は、面倒だからです。
アイコンを使って情報を分かりやすく整理し、イメージとして処理する助けをしてあげてください。
そうすることで、
- ページ離脱率を下げ
- コンテンツの理解度を上げ
- 商品やサービスの信頼度が上がり
- コンバージョンが上がります
最先端のオンラインマーケティングテクニック
ランディングページは、毎年傾向が変わります。
オフラインのマーケティングでもトレンド(傾向)は多少あるのですが、オンラインのスピードとは比べものになりません。
それくらい、オンラインの変化は早いです。
今年の傾向を一言で言えば
シンプル化
です
ちなみに、一昨年前は、
ビデオ化
です。
シンプル化の理由はスマホが原因にあります。
スマホアクセスが増えてきたため、より短い時間でお客さんをエンゲージさせ、理解させる必要があります。
でないとスマホユーザーはすぐにページを閉じてしまうからです。
そのために、ランディングページはシンプルで分かりやすくアイコンを使ってより理解しやすく、情報が整理されていなければなりません。
一瞬でコンテンツを理解させ、行動させるには、左脳の論理と右脳のイメージ両方同時に話しかける必要があります。
ページをシンプルで分かりやすくし、アイコンを使うのにはそういった理由があるのです。
あなたの悩みや気になる事を教えてください!